社会福祉協議会は、全国の市区町村、都道府県、指定都市及び全国段階に設置され、そのネットワークにより活動をすすめ、民間組織としての自主性を持つと同時に、広く住民や社会福祉関係者に支えられた公共性を持つ団体です。
市区町村に設置された社会福祉協議会は、ここで暮らす住民の皆さん、社会福祉や保健・医療、教育など関連分野の関係者、さらに地域社会を形成する他の様々な専門家・団体・機関によって構成され、地域で抱えている様々な福祉問題を地域全体の問題としてとらえ、みんなで考え、話し合い、協力して解決を図ることを目的としています。
さぬき市社会福祉協議会は、住民参加による小地域でのネットワークづくりなどの支援や、社会福祉に関わる公私の関係者・団体・機関等との連携を進め、具体的な福祉サービスの企画や実施を行っています。また、地域のボランティアと協力し、高齢者や障害者、子育て中の親子が気軽に集える「サロン活動」を進めているほか、社協のボランティアセンターではボランテイア活動に関する相談や活動先の紹介、また、小中高校における福祉教育の支援等、地域の福祉活動の拠点としての役割を果たしています。
そのほかにも、介護保険事業及び障害福祉サービス事業にも積極的に参入するなど、様々な福祉サービスを展開しているほか、多様な福祉ニーズに応えるため、地域の特性を踏まえ、創意工夫をこらした独自の事業に取り組んでいます。